設 置 昭和52年
設 置 事 業 名
共同利用模範牧場設置事業
管理運営主体 指定管理者
株式会社希興
総 工 費 6億5千6百万円
(国55%、道22.5%、町22.5%)
面 積 総面積 383.4ha
草地面積314ha
(採草地136ha、放牧地178ha)
牧 場 団 地 数 3団地
(十勝太、静内、昆布刈石)
経営規模
夏季放牧 750頭
冬季舎飼 530頭
哺育育成 130頭
入牧料金(1日・1頭当り・消費税別)
*新規入牧に関するお問合せは当牧場に直接ご連絡ください。
乳牛育成牛の預託と集約放牧
草地の効率的利用を行うための集約放牧技術は、平成7年度にニュージーランドより学び、実践しています。
家畜の飼料となる草への施肥は、土壌分析に基づいた施用を行うため、必要な成分の施肥により経費が適正となり、草の成分も牛が必要とする、牛の好む草になります。
これと並行して草の栄養価を意識した短草利用の放牧方法により、効率的な草地利用となっています。
草から発生した糞尿も、堆肥作りにこだわり、これを十分に活用することで牧場内での循環を実現させています。
これらは、放牧地のみならず採草地にも応用しているため放牧地同様の効果が出ています。
入退牧運搬サービス
預託利用農家の労力軽減と、預託頭数確保のため、平成6年度より入退牧の運搬サービスを行っています。
運搬サービス開始後、利用者が自由に家畜の出し入れができ、牧場利用の促進につながっています。
*運搬サービスご利用は当牧場までお問い合わせください。
平成12年度より哺育牛の預託開始
0ヶ月令から6ヶ月令までの哺育牛150頭~200頭を受け入れています。
哺育ロボットにより管理され、確実な発育をしています。
平成13年認証取得し、地域の小学生を中心に受け入れ、体験学習(総合的学習の一環)を行っています。
体験内容:
*牛の一生等酪農の概要
*牛との触れ合い(聴診)
*仔牛の哺乳
*人工授精の見学
*牛床の清掃作業
*仔牛の名付け
発酵牛床の導入
平成9年度、牛床の環境改善を目的に発酵牛床の技術を導入、新設牛舎は原則この方式を採用しています。
規 模: 320㎡
効 果:敷料の節約、敷料交換労力の軽減、牛体の汚れの改善
下水道汚泥処理施設による堆肥つくり
平成9年度より、町下水道終末処理場から排出される活性汚泥を牧場で受入、冬期間発生する牛糞尿と混合し、汚泥の堆肥化を行っています。
年間約500tの汚泥が持ち込まれ処理されています。